日本は91年から23年連続で、世界最大の対外純資産を持つ債権国となった。つまり、世界一のお金持ち

 

From 三橋貴明@ブログ

日本は91年から23年連続で、世界最大の対外純資産を持つ債権国となった。つまり、世界一のお金持ち国家・・・お国はね・・・(; ̄ー ̄A

とりあえずは「世界一のお金持ち国家」です。

『「対外純資産」残高、最高の325兆円
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20140527-OYT1T50110.html

財務省は27日、2013年末の日本の対外資産と負債の残高を発表した。

「対外純資産」の残高は、前年末比9・7%増の325兆70億円で、3年連続で増加した。

300兆円を超えたのは初めてで、比較できる1996年末以降で最高となった。

対外純資産は、日本の政府や企業、個人が海外に持っている資産(対外資産)から、海外の政府や企業、個人が日本に持つ資産(対外負債)を差し引いたもので、日本の裕福さの指標となる。

円安が進み、日本が海外に持つ外貨建て資産の価値が膨らんだほか、業績が好調な企業が合併・買収(M&A)などを活発に行い、直接投資も増えたことが主な理由だ。

統計を公表している主要国との比較では、日本は91年から23年連続で、世界最大の対外純資産を持つ債権国となった。』

講演などで、
「我が国の正しい国の借金(対外負債)は500兆円。日本国が外国から借りている国の借金は500兆円もあるのです。
が、同時に我が国は世界に820兆円のお金を貸し付けています。貸している金が820兆円、借りている金が500兆円ですから、約320兆円の純資産状態にあります。

お金持ちの定義は、資産が多いことではなく、純資産が多いことです。

日本の320兆円の純資産の額は、何と世界最大。日本国は、国家としてみれば世界一のお金持ち国家なのです。

我が国は世界一のお金持ち国家。

そのお金持ちの国家の中で、政府が借りているのが財務省やマスコミが言う【国の借金】。正しくは政府の借金、政府の負債なのです。

英語でいえば、Government Dept。翻訳すると、政府の負債。

日銀の統計上は? 政府の負債。ところが、それが財務省になると、いきなり【国の借金】に変わってしまうんです。おかしいでしょ?」

と、せっせせっせと「正しい情報」の広報に努めているわけですが、日本は23年連続で世界最大の対外純資産を持つお金持ち国家の地位を維持しています。

ちなみに、読売新聞の記事はいまいち不正確で、対外純資産が増えるのは、「円安による見た目の増加」以外に、経常収支の黒字分、実質的に増えます。

統計的に、実質的な「対外純資産の増加=経常収支の黒字額」になるのでございます。(これは統計的に逃げられない原則です)

というわけで、読売の記事にある、
「業績が好調な企業が合併・買収(M&A)などを活発に行い、直接投資も増えた」
は、一見「それっぽい」のですが、単に経常収支の黒字分の外貨が、直接投資に変わったというだけの話に過ぎません。直接投資が増えなければ、別の海外投資が増えるだけの話です。

【2013年末時点(速報値) 日本国家のバランスシート(単位:兆円)】
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_45.html#BS

図の通り、日本全体の資産と負債を示した国家のバランスシートは、全体では6千兆円を超えます。

「誰かが6千兆円も借金をしているの!」
と、思われた方がいるかもしれませんが、誰かが6千兆円借りているということは、必ず反対側に「6千兆円を貸している人」がいるのです。

「外国」とのお金の貸し借りがなければ、日本国全体のバランスシートは借方(資産側)と貸方(負債側)が必ず一致します。

とはいえ、現実には外国とのお金の貸し借りがあるわけです。
図の各経済主体の資産、負債の中には、
「外国に貸したお金」
「外国から借りたお金」
の双方が含まれています。

というわけで、本来は一致するはずの借方と貸方の合計に「差」が出てくるわけで、それこそが対外純資産になります。(図の「純資産」)

国家のバランスシートの純資産と、読売の記事の対外純資産には若干の誤差(図の方は速報値で、四捨五入の誤差もあり)がありますが、いずれにせよ我が国は320兆円を超える対外純資産を持つ世界一のお金持ち国家なのです。

まずは、この事実を受け入れるだけで、随分と「自信」が戻ってきませんでしょうか。

成長のためには、投資が必要です。

将来のために投資をするためには、確固たる自信と「素晴らしい未来」に対する確信が必要なのです。

とりあえず、世界一のお金持ち国家が「くにのしゃっきんではたんするうぅ~」などということは決してありませんので、経営者の皆さん、アニマルスピリットを発揮し、将来の成長のために頑張りましょう!

 

 


 

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